01
SKATE SHOPショップオーナー 鈴木氏
充実のサポートで安心デザインやグラフィックソフトなどの知識がなくても
ブランドを立ち上げられた
東海地域でスケートボード専用のスケート場やショップを運営する、ショップオーナーの鈴木さん。
スケートショップには、アメリカや海外を拠点とする世界レベルの若手のスケーターが出入りし、
公式の大会も行われているという。
そんな鈴木さんに、メゾンラボを活用したアパレルブランドの立ち上げや今後の展開についての話を伺いました。
立ち上げたきっかけを教えてください。
最初は、アパレルブランドを立ち上げる!みたいな大それたものは掲げていなくて。元々スケートショップに所属するライダーや、運営側のTシャツを地元のTシャツプリント屋さんのような店で作っていたんです。
それが、お客さんや仲間からのリクエストだったり、大会開催時に欲しいという要望が出たりして、せっかくだからオリジナルブランドを作ろうか、という流れになっていった感じですね。
知り合いに紹介されて知りました。
そもそもが、オリジナルブランドってどうやって立ち上げたらいいんだろうっていうところからのスタートだったので、元々頼んでいたTシャツプリント屋さんにお願いしようと思っていたんですが、メゾンラボのことを教えてもらってからは、他に選択肢がないというか、すぐにお願いします!っていう感じでしたね(笑)
そもそも初期費用がかからないとか、売れた分だけ支払うという意味がわかりませんでした。
売れ残ったら返却できるとか、そんな調子のいい話ほんとにあるの?って感じでしたね。
僕たちはアパレル主体の事業ではないので、決まったロットで製作をして、売り切ったら次のデザイン、みたいな感じでスタンダードモデルがない感じなので、最近では作ったらすぐに完売してしまうことも多いんですが、売れ残った時のリスクを考える必要がないので、思い切ったデザインやメッセージを発信できるのはうれしいですね。
スケートカルチャーとファッションというのはある意味深く繋がっているので、売ることを強く意識するというより、どんな表現で作るのかというところに重きを置いて楽しみながら展開しています。
まず、選択肢が多いのに驚きました!アパレルの事業者ではないので、知識もほとんどなかったのですが、Tシャツひとつとってもボディが数十種類あって、サイズやカラーがそれぞれ更に数十種類あって、というバリエーションに驚きました。
近所のTシャツプリント屋さんでは、あまり選択肢がなかったので…(笑)あとは、しつこいようですが全くアパレルの知識がない中で、メゾンラボ側のサポートもかなり助かりました。
ネットだけでは少々不安な部分があったので。サンプルになるような画像や、手書きのイラストなどを組み合わせながら、メゾンラボの方にデザインをまとめてもらったり、トレンドのボディやカラーなどのアドバイスをもらえたりしたのがかなりありがたかったですね。
デザイン入稿や、売上処理など最初は不慣れなので戸惑うこともありましたが、今ではもう余裕ですね!笑
ブランドタグが付いたり、刺繍が入ったり、カラーバリエーションが増えたり、最初はかなり驚かれました。
今までのものと比べて、ブランドとしてのクオリティが飛躍的に上がった感じでしたね。
なんか、趣味からオフィシャルに格上げされた感じを自分自身でも実感することができて、とても満足しています。今では新作を出すたびに、かなり短いスパンで完売することができるようになっています。
今後もとりあえずは今のペースを崩さずに、年間10パターンぐらいの新作を出すことができればと考えています。スケーターにとってアパレルは消耗品でもあるので、もう少し大きなロットに挑戦したり、思いのほか売り上げが良いので、スタンダードモデルや限定モデルなどを含めてEC展開もできればいいと思っています。
プロスケーターに着てもらったり、SNSを活用してインフルエンサーなどともタイアップできたら、ブランドの認知度も上がって事業として収益化を図るのも夢ではないと感じています。